スタッフブログ
2025/06/28
「少しでも安くしたい」その気持ちは当然。でも、本当に大切なのは…


「この会社、ちょっと高いかも…」 「同じ様な家なのに、他社の方が安く見える」
──そんな迷いにぶつかるのは当然です。
特に30代共働き夫婦の皆さんにとっては、住宅ローンは“人生で一番大きな買い物”。
毎月の支払いが数千円違うだけでも、将来の安心感は変わってきます。
でも、そこでちょっと立ち止まって考えてほしいんです。
「なぜ価格が違うのか?」
それは、“同じような規格住宅”でも中身はまったく同じではないから。
そしてその違いは、見積書の細かな項目や記載内容にしっかり現れているのです。
なぜ価格が違う?──“安い”のカラクリ
同じような規格住宅。
プランもデザインも基本的には統一されています。
でも、実際の金額には10万円単位、時に100万円以上の差が生じます。
なぜでしょう?
その答えは、“見積書の構造”にあります。
価格が安く見える場合、その裏には以下のような違いがあるかもしれません。
- 管理費が含まれていない
- 地盤調査・改良費が別途扱い
- 寒冷地仕様が省略されている
- 見えない工事がオプション扱い
つまり、「安く見せる」ことはできても、「正直に見せる」ことは別の話なのです。
見えない工事、削ってない?──将来に響く“削減ポイント”
「同じ間取りなのに安い」
それはもしかすると、こういうコストが削られているからかもしれません。
- 現場監督の人数・回数を減らして管理を簡略化
- 基礎や断熱に使う材料のグレードを下げる
- 下請けに無理な単価で発注して品質を犠牲に
- アフターサービスを外注任せに
こうした見えない削減は、住み始めてすぐには分かりません。
でも5年後、10年後に必ず“差”になります。
私たちが見積に含めているのは、「手間」と「責任」です。
そこには意味があるのです。

“手間と責任”にお金をかける会社が、結局いちばん得する理由
「うちは、現場を見て決めました」
実際にそう話してくださるお客様が少なくありません。
なぜなら、現場は会社の“本気度”が最も見える場所だから。
現場が整っている会社は、
- 工程ごとの品質管理ができている
- 職人が働きやすく、無理なく良い仕事ができる
- トラブルや施工ミスが起きにくい
つまり、現場が綺麗=家の中身も安心ということです。
当社は全国BinO加盟店の中でも、
「ベストフィールド(現場)」や「ベストクオリティ(施工品質)」の表彰を6年連続で受賞しています。
これは、“見えない部分にも手を抜かない”という姿勢の証です。
「価格」ではなく「計画力」で家づくりは決まる
「見積が高いか安いか」ではなく、
**「何が含まれていて、将来どれくらい追加費用がかかるか」**を見極めることが大切です。
当社では、以下の点を明確にご説明します:
- 地盤調査・改良費は含まれているか
- 寒冷地仕様・基礎の深さは土地に合わせているか
- オプション扱いの工事がどこにあるか
- アフターメンテナンスの体制はどうか
つまり、「その価格で、本当に暮らしが始められるのか?」を一緒に考えることが、
後悔のない家づくりへの第一歩になるのです。
【まとめ】価格に迷ったとき、思い出してほしい3つの視点
- 同じような規格住宅でも、“標準仕様の中身”と“地域対応力”で中身は大きく違う
- 削られたコストは、将来の不安として“あとからやってくる”
- 本当に安心な家づくりは、“計画力と誠実さ”で選ぶ時代へ
「価格が気になる。でも、後悔はしたくない」
そんなあなたのために、
“見積書の中身”を一緒に読み解くお手伝いをしています。
いつでもお気軽に、ご相談ください。
あなたの家づくりが、より納得のいくものになるように──
私たちが、誠実にお応えします。
代表 佐野
